新宮(和歌山県)のキュウリ/定植時期と収穫の目安
新宮(和歌山県)でキュウリを植えるなら、4月上旬ごろです。夏は暑くて実がつかないため、植えどきは秋から春(10月上旬ごろまで)です。ただし遅く植えるほど暑い時期にかかります。―ごろまでに植えると、。期間の終わり(10月上旬ごろ)に植えると、はごろ。そのころの日平均気温は℃で、実がつきにくくなる―℃を上回ります。秋にもう一度植える時期があります(〜ごろ)。
新宮(和歌山県)のキュウリは、定植の時期を出していません。気温だけでは決められない地点です(理由は下の囲み)。
定植の時期を出していない地点です
平年で霜が降りず、定植の気温の条件(最低気温の5日間平均 11℃ 以上など)は年間満たしています。 ただし沖縄県の栽培マニュアル(キュウリ編・施設栽培が前提)では、台風と害虫を避けて冬作(10〜12月定植)と春作(2〜6月定植)に分けています。 このサイトは気温だけで判定しているため、「◯月◯日ごろ」という日付を出しません。 なお、夏の暑さによる制限は見ていません(キュウリで日平均気温の上限を示す資料を確認できていないため)。
| 霜の心配が少なくなる(出典なし) | 2/11 |
| 最低気温10℃以上(参考) | 4/4 |
| 平均気温15℃以上 | 4/9 |
| 最低気温11℃以上(逆算値) | 4/10 |
| 平均気温16℃以上(参考) | 4/15 |
| 全部そろう日 | 4/10 |
|---|
苗から育てる場合の定植は 4月10日 ごろ。 自分で種をまいて育苗するなら、その約35日前の 3月6日 ごろが種まきの目安です(育苗は加温したハウスや室内が前提です)(種まきの時期はまだ暑いので、風通しのよい日陰で育てます)。 秋は ― ごろに霜のおそれが出るため、そこで打ち切りとして計算しています。この地点は平年で霜が降りないため、秋の霜では打ち切らずに計算しています。
苗から育てる場合、自分で種をまいて育苗するなら定植の約35日前が種まきの目安です。 この地点は平年で霜が降りないため、秋の霜での打ち切りはありません。
最低気温を基準にしているのは、キュウリは夜が冷えると生育が止まり、活着が悪くなるためです。 この推奨日は安全側の線です。寒冷地では生育期間が短いぶん、これより早く植える栽培暦もあります(北海道の栽培暦は、本サイトの帯広の推奨日より早い日から始めています)。それより早く植えるときに何が足りないかは、下の「推奨日より早く定植したい場合」の表で見られます。 もっと早く植えたい場合はマルチを使う方法があり、 その場合は 3月29日 ごろまで前倒しできます。
キュウリを育てるときの注意
- 霜に弱い。遅霜の心配がなくなってから定植する
- 夜温が13℃を下回ると生育が鈍り、10℃以下では止まる(タキイ・サカタのタネ)
- 育苗は加温が必要(発芽適温25〜30℃)。無加温なら市販苗を買う前提でもよい
- 5月中下旬〜7月中旬なら育苗せずに畑に直まきもできる(タキイ)。本サイトの日付は苗を植える前提
保温資材について
この地点は気温の条件を通年満たすため、定植を早めるための保温 (マルチで地温を上げる、行灯・ホットキャップで株を覆う)は要りません。 マルチは、土壌の水分を保ち雑草を抑える目的でなら使います。
保温資材を使うと何日早まるか
| 使うもの | 定植適期 | 早まる日数 | 最も遅い定植 | 収穫開始 | 日数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 保温なし | 4/10 | ― | 10/5 | 6/7 | 58日 |
| マルチ | 3/29 | 12日早い | 10/1 | 6/3 | 66日 |
| 行灯・ホットキャップ | 4/10 | ― | 10/5 | 6/7 | 58日 |
※ 収穫開始と日数が行ごとに違うのは、定植の日が違うためです(保温資材の効果は積算温度に足していません)。 早く植えるほど寒い時期を通るので日数は長くなり、早めた日数がそのまま収穫の前倒しにはなりません。 「最も遅い定植」が資材で変わらないのも同じ理由です。「最も遅い定植」は、霜の降りない地点では植える時期の終わりが資材で少し変わるため、ここでは行ごとに違います。
※ の付いた行は、定植できる期間がごく短い計算結果です。 畑の標高が観測所と少し違うだけで、この行は出なくなります。
保温なし:平年気温そのままで判定する
マルチ:植え付けの7〜10日前にマルチを張り、地温を確保してから定植する(タキイ)
行灯・ホットキャップ:定植後に保温キャップやあんどんで苗を囲うと初期生育が安定する(タキイ)。囲ったときにどこまで寒さに耐えるかの資料がないため、日付は保温なしと同じにしています
この表の前提
※ 資材の効き方は2通りに分けて計算しています。 マルチは地温を上げるもの、 株を覆うもの(行灯・ホットキャップ)は 風と夜の冷えから守るものとして扱っています。 マルチは、日平均気温に+2℃、最低気温に+2℃を足して判定しています。 夜の気温そのものは変わりませんが、地温が確保されるぶん株が冷えに耐えやすいとみなしたものです。 どちらの値も栽培暦の日付に合うよう決めた値(逆算値)で、霜の判定には足していません(下の「出典で裏付けられていない値」の一覧)。
※ 「最も遅い定植」は、その日までに植えれば収穫まで間に合う最後の日です。 適期ではありません。
※ 資材ごとの日付の根拠
マルチ:タキイは、マルチで地温15℃を目標に確保してから定植するとしている
行灯・ホットキャップ:囲った状態でどこまでの低温に耐えるかを示す資料が見つかっていないため、本サイトでは夜の気温の条件を緩めていない。保温なしと同じ日付になるのはそのため
※ 答えの下の「保温なしの場合の、定植の条件がそろう日」の表で、「霜の心配が少なくなる」は霜の確率が10%以下になる日です。 日付を決めているのは(参考)以外の行で、印の無い行は出典に書かれた値、(出典なし)は出典の無い値、(逆算値)は栽培暦の日付に合うよう決めた値です。平均気温15℃は、自然農法センター キュウリの栽培(公益財団法人 自然農法国際研究開発センター)の15〜16℃から選んだ値です。 (参考)の行は、出典に書かれているが日付には使っていない値です。最低気温10℃(JA晴れの国岡山 家庭菜園・キュウリ):このサイトの基準の11℃は、栽培暦の日付に合うよう決めた値。平均気温16℃(自然農法センター キュウリの栽培(公益財団法人 自然農法国際研究開発センター)):出典は「15〜16℃」で、このサイトは下端の15℃を基準にしている。
推奨日より早く定植したい場合
| 定植日 | 日付 | 最低気温 (5日間平均) |
霜にあう確率 | |
|---|---|---|---|---|
| 推奨日 | 4/10 | 11.0℃ | 0.0% | |
| 7日早い | 4/3 | 9.9℃ | 0.4% | 1.1℃たりない |
| 14日早い | 3/27 | 8.6℃ | 1.8% | 2.4℃たりない |
| 21日早い | 3/20 | 7.7℃ | 4.9% | 3.3℃たりない |
「1.0℃たりない」は、最低気温の目安 11℃ に対する不足分です。 「霜よけ」は霜にあう確率が10%を超える日です。
この表の読み方
早植えで先に問題になるのは、多くの場合は霜ではなく夜間の気温の低さです。 枯れはしなくても、生育が止まったり実つきが悪くなったりします。 本サイトは最低気温(5日間平均)11℃ を目安にしています。これは栽培暦の日付に合うよう決めた値(逆算値)です。 出典側の表現は「定植は晩霜の心配がなく最低気温10℃以上、最低地温15℃以上になったころ」(JA晴れの国岡山・タキイ)「生育適温は昼間25〜28℃、夜間13℃」(タキイ)で、はっきりした境目があるわけではありません。 上の表の資材を使うと、その分を補って早めることができます。
霜の確率は各日を独立とみなして計算しているため、実際よりやや高めに出ます(上限の目安)。 10%を超える日に定植するなら、霜よけの準備をおすすめします。
この日付の読み方
- 答えを上旬・中旬・下旬で出しているのは、この計算に前後1週間ほどの誤差があるためです。 表の日付も、その前後の幅で見てください。旬の境目に近い日付は、隣の旬になることもあります。
- 品種(早生・晩生)による差は入れていません。
※ 次の数値は出典で裏付けられていない値です。
- 霜の確率10%(定植の条件と秋の霜の判定):出典なし
- 最低気温11℃(定植の条件):逆算値
- 保温資材の効き目(マルチ 日平均 +2℃・最低 +2℃):逆算値。霜よけ(行灯・ホットキャップ +3℃):出典なし
- 積算温度の基準温度10℃(収穫の予測):出典なし
- 定植から収穫までの積算温度500℃日(収穫の予測):逆算値
- 早植えの表の霜の見方(定植後14日・確率10%):出典なし
キュウリを実際に育てた記録と突き合わせて、確かめられたぶんから直していきます。
出典
- 気象庁 アメダス平年値 気温データ
- JA晴れの国岡山 家庭菜園・キュウリ 参考の行(最低気温10℃)
- タキイのキュウリ栽培マニュアル 適温の参考栽培の注意日付の照合
- JAグループ北海道 チャレンジ家庭菜園・は種/定植/収穫時期 育苗日数収穫日数の検算積算の速さの基準(校正に使った栽培暦)日付の照合
- 自然農法センター キュウリの栽培(公益財団法人 自然農法国際研究開発センター) 気温の条件参考の行(平均気温16℃)
- 秋田県 野菜栽培技術指針 作目別栽培技術(果菜類・キュウリ) 適温の参考日付の照合
- サカタのタネ よくある質問 キュウリ 苗を植え付けた後、葉が垂れて回復しない原因と対策 栽培の注意
- JA西春日井 家庭菜園・キュウリ 収穫日数の検算積算の速さの基準(校正に使った栽培暦)日付の照合
- 沖縄県農林水産部営農支援課 沖縄県特別栽培農産物 栽培マニュアル 作物編 キュウリ 時期を出さない理由