南大東(沖縄県)のトマト/定植時期と収穫の目安

南大東(沖縄県)でトマトを植えるなら、10月23日ごろです。夏は暑くて実がつかないため、植えどきは秋から春(5月27日ごろまで)です。ただし遅く植えるほど暑い時期にかかります。4月3日ごろまでに植えると、収穫が暑くなる前に終わります。期間の終わり(5月27日ごろ)に植えると、収穫は7月7日ごろ。そのころの日平均気温は28.6℃で、実がつきにくくなる25℃を上回ります。

定植適期(露地)
10月23日10/235月27日5/27
露地(何も使わない)で植える場合。遅く植えるほど収穫が暑くなります
収穫開始
12月17日12/17
定植から約55

この日付は アメダス南大東(標高 15m) の気温から計算した参考値です。 畑の標高が観測所と違うと、日付も変わります。

観測所番号 92011/平年値 1991〜2020年。 観測所から遠い畑、標高の違う畑では誤差が出ます。

苗から育てる場合の定植は 10月23日 ごろ。 自分で種をまいて育苗するなら、その約60日前の 8月24日 ごろが種まきの目安です(種まきの時期はまだ暑いので、風通しのよい日陰で育てます)この地点は平年で霜が降りないため、秋の霜では打ち切らずに計算しています。

この日付は、暑さがやわらいで平均気温(5日間平均)が 25℃ を下回る最初の日です。 トマトは高温では花粉が働かず実がつかないため、夏が過ぎるのを待つ形になります。

被覆資材を使うと何日早まるか

被覆資材は定植の判定にだけ効かせています(収穫予測には足していません)
使うもの定植適期早まる日数 最も遅い定植収穫開始日数
露地(何も使わない) 10/23 5/27 12/17 55日
マルチ 10/23 5/27 12/17 55日
行灯・ホットキャップ 10/23 5/27 12/17 55日

露地(何も使わない):平年気温そのままで判定する

マルチ:上がるのは地温だけ。夜間の気温は変わらないので霜には効かない。暖かい地点では、まく日・植える日が露地と変わらないことがある。それでも土壌の水分を保つことと雑草を抑えることが目的で使われる

行灯・ホットキャップ:定植時にあんどんやホットキャップをかぶせるのが一般的。活着して伸びてきたら外す

この表の前提

※ 資材の効き方は2通りに分けて計算しています。 マルチは地温を上げるもの、 株を覆うもの(行灯・ホットキャップ)は 風と夜の冷えから守るものとして扱っています。 地温の上げ幅として使っている+2℃は実際の栽培暦に合うよう逆算した調整値で、 実測の裏付けがある数字ではありません。目安としてお使いください。

※ 「最も遅い定植」は、その日までに植えれば収穫まで間に合う最後の日です。 適期ではありません。

※ 株を覆う資材(行灯・ホットキャップ)では、 最低気温の下限を露地の 11℃ ではなく 5℃ として計算しています。 11℃を割ると生育や実つきは落ちますが、それで枯れるわけではありません。 トマトで生育の抑制が始まるのは 5℃ 前後、 枯れるのは氷点下です。覆って霜と風を防げるなら、遅くはなっても育つ、という考え方です。 根拠は下の出典(埼玉県農業技術研究センター/園芸学会雑誌)に挙げています。

推奨日より早く定植したい場合

早く定植すると暑すぎます。上限は日平均気温(5日間平均)25℃
定植日日付 日平均気温
(5日間平均)
推奨日 10/23 25.0℃
7日早い 10/16 25.7℃ 暑さ +0.7℃
14日早い 10/9 26.3℃ 暑さ +1.3℃
21日早い 10/2 26.9℃ 暑さ +1.9℃

「暑さ +2.0℃」は、上限の 25℃ をその分こえているという意味です。 こえると花粉が働かず、実がつきにくくなります。

トマトを育てるときの注意

この日付の読み方

出典

※ 積算温度に使っている数値は、栽培暦や収穫日数に合うよう 逆算して決めた暫定値で、一次情報の裏付けがありません。 開花から収穫開始までなら1,100℃日(日平均気温をそのまま足した値)という県の試験場の数字が公表されていますが、本サイトが計算しているのは定植からの積算なので、そのままは使えません。 トマトを実際に育てた記録と突き合わせて、確かめられたぶんから直していきます。