安次嶺(沖縄県)のトマト・ミニトマト/定植時期と収穫の目安

安次嶺(沖縄県)でトマトを植えるなら、10月下旬ごろです。夏は暑くて実がつかないため、植えどきは秋から春(5月下旬ごろまで)です。ただし遅く植えるほど暑い時期にかかります。3月下旬ごろまでに植えると、収穫が暑くなる前に終わります。期間の終わり(5月下旬ごろ)に植えると、収穫は7月上旬ごろ。そのころの日平均気温は29.1℃で、実がつきにくくなる25℃を上回ります。

ミニトマト・中玉トマトも同じ時期です。大玉とミニ・中玉で、このサイトが使う値(発芽・生育の適温、定植から収穫までの日数、定植の時期)に違いが見つからないため。違うのは摘果の有無だけです(サカタのタネ)。JAグループ北海道の栽培暦も「トマト類」を1項目にまとめ「ミニ・中玉も同様」としています。

定植適期(保温なし)
10月下旬10月下旬 〜 5月下旬5月下旬
保温なしで植える場合。遅く植えるほど収穫が暑くなります
収穫開始
12月中旬12月中旬ごろ
定植から約56日
保温なしの場合の、定植の条件がそろう日
霜の心配が少なくなる(出典なし)降りない
平均気温13℃以上(出典なし)通年
最低気温12℃以上通年
最低気温10℃以上(参考)通年
平均気温16℃以上(参考)通年
平均気温25℃以下に下がる10/23
全部そろう日10/23

この地点は暖かく、目安のもとにした栽培暦の地点(帯広)より1日あたりの積算が約1.6倍速いため、計算上の収穫までの日数(56日)が短く出ています。栽培暦から取った目安は60〜70日です。

この日付は アメダス安次嶺(標高 3m) の気温から計算した参考値です。その年の天候によって前後します。 畑の標高が観測所と違うと、日付も変わります。

観測所番号 91236/平年値 1991〜2020年。

苗から育てる場合の定植は 10月23日 ごろ。 自分で種をまいて育苗するなら、その約60日前の 8月24日 ごろが種まきの目安です(種まきの時期はまだ暑いので、風通しのよい日陰で育てます)。 この地点は平年で霜が降りないため、秋の霜では打ち切らずに計算しています。

トマトは高温では花粉が働かず実がつかないため、暑さがやわらぐのを待つ形になります。

トマトを育てるときの注意

保温資材を使うと何日早まるか

保温資材は定植の判定にだけ効かせています(収穫予測には足していません)
使うもの定植適期早まる日数 最も遅い定植収穫開始日数
保温なし 10/23 ― 5/22 12/18 56日
マルチ 10/23 ― 5/22 12/18 56日
行灯・ホットキャップ 10/23 ― 5/22 12/18 56日

※ 収穫開始と日数が行ごとに違うのは、定植の日が違うためです(保温資材の効果は積算温度に足していません)。 早く植えるほど寒い時期を通るので日数は長くなり、早めた日数がそのまま収穫の前倒しにはなりません。 「最も遅い定植」が資材で変わらないのも同じ理由です。

保温なし:平年気温そのままで判定する

マルチ:上がるのは地温だけ。夜間の気温は変わらないので霜には効かない。暖かい地点では、まく日・植える日が保温なしと変わらないことがある。それでも土壌の水分を保つことと雑草を抑えることが目的で使われる

行灯・ホットキャップ:定植時にあんどんやホットキャップをかぶせるのが一般的。活着して伸びてきたら外す

この表の前提

※ 資材の効き方は2通りに分けて計算しています。 マルチは地温を上げるもの、 株を覆うもの(行灯・ホットキャップ)は 風と夜の冷えから守るものとして扱っています。 マルチは、日平均気温に+2℃、最低気温に+2℃を足して判定しています。 夜の気温そのものは変わりませんが、地温が確保されるぶん株が冷えに耐えやすいとみなしたものです。 どちらの値も栽培暦の日付に合うよう決めた値(逆算値)で、霜の判定には足していません(下の「出典で裏付けられていない値」の一覧)。

※ 「最も遅い定植」は、その日までに植えれば収穫まで間に合う最後の日です。 適期ではありません。

※ 株を覆う資材(行灯・ホットキャップ)では、 最低気温の下限を保温なしの 12℃ ではなく 5℃ として計算しています。 12℃を割ると生育や実つきは落ちますが、それで枯れるわけではありません。 トマトで生育の抑制が始まるのがこのあたりで、 枯れるのは氷点下です。覆って霜と風を防げるなら、遅くはなっても育つ、という考え方です。 根拠は下の「出典」に挙げています。

※ 答えの下の「保温なしの場合の、定植の条件がそろう日」の表で、「霜の心配が少なくなる」は霜の確率が10%以下になる日です。 日付を決めているのは(参考)以外の行で、印の無い行は出典に書かれた値、(出典なし)は出典の無い値です。 (参考)の行は、出典に書かれているが日付には使っていない値です。最低気温10℃(JA晴れの国岡山 家庭菜園・トマト):出典の幅(10〜12℃)のうち、このサイトは自然農法センターの最低気温12℃を基準にしている。平均気温16℃(自然農法センター トマトの栽培(公益財団法人 自然農法国際研究開発センター)):採ると JAグループ北海道の帯広の栽培暦より2週間ほど遅く出るため、採っていない。

推奨日より早く定植したい場合

早く定植すると暑すぎます。上限は日平均気温(5日間平均)25℃
定植日日付 日平均気温
(5日間平均)
推奨日 10/23 25.0℃
7日早い 10/16 25.7℃ 暑さ +0.7℃
14日早い 10/9 26.4℃ 暑さ +1.4℃
21日早い 10/2 27.2℃ 暑さ +2.2℃

「暑さ +2.0℃」は、上限の 25℃ をその分こえているという意味です。 こえると花粉が働かず、実がつきにくくなります。

この日付の読み方

※ 次の数値は出典で裏付けられていない値です。

開花から収穫開始までなら1,100℃日(日平均気温をそのまま足した値)という県の試験場の数字が公表されていますが、本サイトが計算しているのは定植からの積算なので、そのままは使えません。

トマトを実際に育てた記録と突き合わせて、確かめられたぶんから直していきます。

出典