種子島(鹿児島県)のトマト・ミニトマト/定植時期と収穫の目安

種子島(鹿児島県)でトマトを植えるなら、3月下旬ごろです。秋にもう一度植える時期があります(9月下旬〜12月上旬ごろ)。

ミニトマト・中玉トマトも同じ時期です。大玉とミニ・中玉で、このサイトが使う値(発芽・生育の適温、定植から収穫までの日数、定植の時期)に違いが見つからないため。違うのは摘果の有無だけです(サカタのタネ)。JAグループ北海道の栽培暦も「トマト類」を1項目にまとめ「ミニ・中玉も同様」としています。

定植適期(保温なし)
3月下旬3月下旬
保温なしで植える場合
収穫開始
6月上旬6月上旬ごろ
定植から約76日
最も遅い定植
6月下旬
これ以降は暑くなって植えどきを過ぎます
保温なしの場合の、定植の条件がそろう日
霜の心配が少なくなる(出典なし)降りない
平均気温13℃以上(出典なし)2/22
最低気温10℃以上(参考)2/26
最低気温12℃以上3/22
平均気温16℃以上(参考)3/28
全部そろう日3/22

この日付は アメダス種子島(標高 25m) の気温から計算した参考値です。その年の天候によって前後します。 畑がここより 100m高いと定植は約8日遅く、 100m低いと約6日早くなります。

観測所番号 88612/平年値 1991〜2020年。

苗から育てる場合の定植は 3月22日 ごろ。 自分で種をまいて育苗するなら、その約60日前の 1月22日 ごろが種まきの目安です(育苗は加温したハウスや室内が前提です)。 この地点は平年で霜が降りないため、秋の霜では打ち切らずに計算しています。

最低気温を基準にしているのは、トマトは夜が冷えると生育や着果が落ちるためです。 この推奨日は安全側の線です。寒冷地では生育期間が短いぶん、これより早く植える栽培暦もあります(北海道の栽培暦は、本サイトの帯広の推奨日より早い日から始めています)。それより早く植えるときに何が足りないかは、下の「推奨日より早く定植したい場合」の表で見られます。 もっと早く植えたい場合はマルチを使う方法があり、 その場合は 2月26日 ごろまで前倒しできます。

トマトを育てるときの注意

保温資材を使うと何日早まるか

保温資材は定植の判定にだけ効かせています(収穫予測には足していません)
使うもの定植適期早まる日数 最も遅い定植収穫開始日数
保温なし 3/22 ― 6/21 6/6 76日
マルチ 2/26 25日早い 6/21 5/29 93日
行灯・ホットキャップ 2/22 29日早い 6/21 5/28 96日

※ 収穫開始と日数が行ごとに違うのは、定植の日が違うためです(保温資材の効果は積算温度に足していません)。 早く植えるほど寒い時期を通るので日数は長くなり、早めた日数がそのまま収穫の前倒しにはなりません。 「最も遅い定植」が資材で変わらないのも同じ理由です。

保温なし:平年気温そのままで判定する

マルチ:上がるのは地温だけ。夜間の気温は変わらないので霜には効かない。暖かい地点では、まく日・植える日が保温なしと変わらないことがある。それでも土壌の水分を保つことと雑草を抑えることが目的で使われる

行灯・ホットキャップ:定植時にあんどんやホットキャップをかぶせるのが一般的。活着して伸びてきたら外す

この表の前提

※ 資材の効き方は2通りに分けて計算しています。 マルチは地温を上げるもの、 株を覆うもの(行灯・ホットキャップ)は 風と夜の冷えから守るものとして扱っています。 マルチは、日平均気温に+2℃、最低気温に+2℃を足して判定しています。 夜の気温そのものは変わりませんが、地温が確保されるぶん株が冷えに耐えやすいとみなしたものです。 どちらの値も栽培暦の日付に合うよう決めた値(逆算値)で、霜の判定には足していません(下の「出典で裏付けられていない値」の一覧)。

※ 「最も遅い定植」は、その日までに植えれば収穫まで間に合う最後の日です。 適期ではありません。

※ 株を覆う資材(行灯・ホットキャップ)では、 最低気温の下限を保温なしの 12℃ ではなく 5℃ として計算しています。 12℃を割ると生育や実つきは落ちますが、それで枯れるわけではありません。 トマトで生育の抑制が始まるのがこのあたりで、 枯れるのは氷点下です。覆って霜と風を防げるなら、遅くはなっても育つ、という考え方です。 根拠は下の「出典」に挙げています。

※ 答えの下の「保温なしの場合の、定植の条件がそろう日」の表で、「霜の心配が少なくなる」は霜の確率が10%以下になる日です。 日付を決めているのは(参考)以外の行で、印の無い行は出典に書かれた値、(出典なし)は出典の無い値です。 (参考)の行は、出典に書かれているが日付には使っていない値です。最低気温10℃(JA晴れの国岡山 家庭菜園・トマト):出典の幅(10〜12℃)のうち、このサイトは自然農法センターの最低気温12℃を基準にしている。平均気温16℃(自然農法センター トマトの栽培(公益財団法人 自然農法国際研究開発センター)):採ると JAグループ北海道の帯広の栽培暦より2週間ほど遅く出るため、採っていない。

推奨日より早く定植したい場合

早く定植すると何が足りないか。霜は定植後14日以内に1回でも降りる確率
定植日日付最低気温
(5日間平均)
霜にあう確率
推奨日 3/22 12.0℃ 0.0%
7日早い 3/15 11.2℃ 0.0% 0.8℃たりない
14日早い 3/8 10.4℃ 0.2% 1.6℃たりない
21日早い 3/1 10.1℃ 0.6% 1.9℃たりない

「1.0℃たりない」は、最低気温の目安 12℃ に対する不足分です。 「霜よけ」は霜にあう確率が10%を超える日です。

この表の読み方

早植えで先に問題になるのは、多くの場合は霜ではなく夜間の気温の低さです。 枯れはしなくても、生育が止まったり実つきが悪くなったりします。 本サイトは最低気温(5日間平均)12℃ を目安にしています。これは出典に書かれた値です。 出典側の表現は「定植は最低気温12℃以上が確保される時期」「最低気温10℃以上になったころ」「夜温が10℃を下回ると着果不良」と10〜12℃に散っていて、はっきりした境目があるわけではありません。 上の表の資材を使うと、その分を補って早めることができます(株を覆う資材の下限は上の「この表の前提」にまとめてあります)。

霜の確率は各日を独立とみなして計算しているため、実際よりやや高めに出ます(上限の目安)。 10%を超える日に定植するなら、霜よけの準備をおすすめします。

この日付の読み方

※ 次の数値は出典で裏付けられていない値です。

開花から収穫開始までなら1,100℃日(日平均気温をそのまま足した値)という県の試験場の数字が公表されていますが、本サイトが計算しているのは定植からの積算なので、そのままは使えません。

トマトを実際に育てた記録と突き合わせて、確かめられたぶんから直していきます。

出典