大朝(広島県)のキュウリ/定植時期と収穫の目安

大朝(広島県)でキュウリを植えるなら、5月下旬ごろです。

定植適期(保温なし)
5月下旬5月下旬
保温なしで植える場合
収穫開始
7月中旬7月中旬ごろ
定植から約48日
最も遅い定植
8月下旬
これより後に植えると、霜までに収穫が始まりません
保温なしの場合の、定植の条件がそろう日
霜の心配が少なくなる(出典なし)4/28
平均気温15℃以上5/10
平均気温16℃以上(参考)5/19
最低気温10℃以上(参考)5/24
最低気温11℃以上(逆算値)5/29
全部そろう日5/29

この日付は アメダス大朝(標高 399m) の気温から計算した参考値です。その年の天候によって前後します。 畑がここより 100m高いと定植は約4日遅く、 100m低いと約4日早くなります。

観測所番号 67151/平年値 1991〜2020年。

苗から育てる場合の定植は 5月29日 ごろ。 自分で種をまいて育苗するなら、その約35日前の 4月24日 ごろが種まきの目安です(育苗は加温したハウスや室内が前提です)。 秋は 10月30日 ごろに霜のおそれが出るため、そこで打ち切りとして計算しています。

最低気温を基準にしているのは、キュウリは夜が冷えると生育が止まり、活着が悪くなるためです。 この推奨日は安全側の線です。寒冷地では生育期間が短いぶん、これより早く植える栽培暦もあります(北海道の栽培暦は、本サイトの帯広の推奨日より早い日から始めています)。それより早く植えるときに何が足りないかは、下の「推奨日より早く定植したい場合」の表で見られます。 もっと早く植えたい場合はマルチを使う方法があり、 その場合は 5月17日 ごろまで前倒しできます。

キュウリを育てるときの注意

保温資材を使うと何日早まるか

保温資材は定植の判定にだけ効かせています(収穫予測には足していません)
使うもの定植適期早まる日数 最も遅い定植収穫開始日数
保温なし 5/29 ― 8/24 7/16 48日
マルチ 5/17 12日早い 8/24 7/10 54日
行灯・ホットキャップ 5/29 ― 8/24 7/16 48日

※ 収穫開始と日数が行ごとに違うのは、定植の日が違うためです(保温資材の効果は積算温度に足していません)。 早く植えるほど寒い時期を通るので日数は長くなり、早めた日数がそのまま収穫の前倒しにはなりません。 「最も遅い定植」が資材で変わらないのも同じ理由です。

保温なし:平年気温そのままで判定する

マルチ:植え付けの7〜10日前にマルチを張り、地温を確保してから定植する(タキイ)

行灯・ホットキャップ:定植後に保温キャップやあんどんで苗を囲うと初期生育が安定する(タキイ)。囲ったときにどこまで寒さに耐えるかの資料がないため、日付は保温なしと同じにしています

この表の前提

※ 資材の効き方は2通りに分けて計算しています。 マルチは地温を上げるもの、 株を覆うもの(行灯・ホットキャップ)は 風と夜の冷えから守るものとして扱っています。 マルチは、日平均気温に+2℃、最低気温に+2℃を足して判定しています。 夜の気温そのものは変わりませんが、地温が確保されるぶん株が冷えに耐えやすいとみなしたものです。 どちらの値も栽培暦の日付に合うよう決めた値(逆算値)で、霜の判定には足していません(下の「出典で裏付けられていない値」の一覧)。

※ 「最も遅い定植」は、その日までに植えれば収穫まで間に合う最後の日です。 適期ではありません。

※ 資材ごとの日付の根拠

マルチ:タキイは、マルチで地温15℃を目標に確保してから定植するとしている

行灯・ホットキャップ:囲った状態でどこまでの低温に耐えるかを示す資料が見つかっていないため、本サイトでは夜の気温の条件を緩めていない。保温なしと同じ日付になるのはそのため

※ 答えの下の「保温なしの場合の、定植の条件がそろう日」の表で、「霜の心配が少なくなる」は霜の確率が10%以下になる日です。 日付を決めているのは(参考)以外の行で、印の無い行は出典に書かれた値、(出典なし)は出典の無い値、(逆算値)は栽培暦の日付に合うよう決めた値です。平均気温15℃は、自然農法センター キュウリの栽培(公益財団法人 自然農法国際研究開発センター)の15〜16℃から選んだ値です。 (参考)の行は、出典に書かれているが日付には使っていない値です。最低気温10℃(JA晴れの国岡山 家庭菜園・キュウリ):このサイトの基準の11℃は、栽培暦の日付に合うよう決めた値。平均気温16℃(自然農法センター キュウリの栽培(公益財団法人 自然農法国際研究開発センター)):出典は「15〜16℃」で、このサイトは下端の15℃を基準にしている。

推奨日より早く定植したい場合

早く定植すると何が足りないか。霜は定植後14日以内に1回でも降りる確率
定植日日付最低気温
(5日間平均)
霜にあう確率
推奨日 5/29 11.0℃ 0.2%
7日早い 5/22 9.8℃ 1.2% 1.2℃たりない
14日早い 5/15 8.7℃ 5.9% 2.3℃たりない
21日早い 5/8 7.9℃ 18.8% 3.1℃たりない霜よけ

「1.0℃たりない」は、最低気温の目安 11℃ に対する不足分です。 「霜よけ」は霜にあう確率が10%を超える日です。

この表の読み方

早植えで先に問題になるのは、多くの場合は霜ではなく夜間の気温の低さです。 枯れはしなくても、生育が止まったり実つきが悪くなったりします。 本サイトは最低気温(5日間平均)11℃ を目安にしています。これは栽培暦の日付に合うよう決めた値(逆算値)です。 出典側の表現は「定植は晩霜の心配がなく最低気温10℃以上、最低地温15℃以上になったころ」(JA晴れの国岡山・タキイ)「生育適温は昼間25〜28℃、夜間13℃」(タキイ)で、はっきりした境目があるわけではありません。 上の表の資材を使うと、その分を補って早めることができます。

霜の確率は各日を独立とみなして計算しているため、実際よりやや高めに出ます(上限の目安)。 10%を超える日に定植するなら、霜よけの準備をおすすめします。

この日付の読み方

※ 次の数値は出典で裏付けられていない値です。

キュウリを実際に育てた記録と突き合わせて、確かめられたぶんから直していきます。

出典